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個人税(所得税)

Q:専業主婦ですが家事をしている合間に、FX取引(外国為替証拠金取引)をしています。もし儲かったら何か申告する必要はありますか。


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税理士 林卓也の税金Q&A 個人税(所得税)編
Q: 専業主婦ですが家事をしている合間に、FX取引(外国為替証拠金取引)をしています。もし儲かったら何か申告する必要はありますか。

A: FX取引とは、外国為替を株式の信用取引のように行う取引を指します。例えば、1ドル100円の時に将来の円安を見込み1万ドルの買い建玉を持ち、その後に120円になったときに決済すれば、(120円−100円)×1万ドル=20万円の利益が出ることになります。また、1ドル120円のときに将来の円高を見込み1万ドルの売り建玉を持ち、その後に100円になったときに決済すれば、上記と同様、20万円の利益が出ることになります(手数料等は除外しています)。もちろん、思惑と反対に動いた場合には損失が出ますので、投資には十分な注意が必要となります。その他、スワップポイントと呼ばれる金利を得る取引方法などもあります。
今やFX取引は、TV番組や専門雑誌等でも度々紹介される、花形投資方法の一つになっています。

そして、FX取引で利益が出た場合も、当然、確定申告して所得税を支払う必要があります。ところが、国税庁から公表されたFX取引の所得税の調査実績によると、平成18年7月から平成19年6月までの所得税の申告漏れは約224億円で、1件当たりの金額は2,176万円になり、追徴税額は約55億円(加算税を含む)となっています。
FX取引には、市場取引と店頭取引があり、店頭取引では税務署に支払調書が発行されないので、申告を忘れたり、しないことも少なくありません。最近では、税務署の実地調査で個人投資家の自宅のパソコンが調べられ、20件の取引と約2億5千万円の申告漏れを指摘されたケースもありました。ちなみに、追徴税額は約1億円とのことです。

平成19年に利益が出た方は、来年3月までに、忘れずに申告しましょう。
(2007年11月19日掲載)

※上記の内容は掲載日時点の情報に基づき一例を示したものです。
 詳細につきましては専門の税理士にご確認ください。

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