日立情報システムズのワンストップ型EDIサービス「EDIWorks」の導入で、生鮮発注業務も含め100%EDI化を実現!

大阪府内でスーパーマーケットを展開する株式会社コノミヤは、老朽化したEDIシステムのリプレースに際し、抜本的なEDIシステムの見直しを行った。新しいEDIシステムとして日立情報システムズのワンストップ型EDIサービス「EDIWorks」を採用し、従来のグロッサリー系商品だけでなく、衣料品や生鮮商品まで大幅なEDI化を実現した。今後はEDIシステムの更なる拡大と定着を目指している。
導入前の課題
導入後の効果
大阪府内でスーパーマーケットを展開する株式会社コノミヤさま(以下コノミヤさま)。老朽化したEDIシステムのリプレースに際し、抜本的なEDIシステムの見直しに取り組まれました。そして、さまざまな構築手法を検討された結果、コノミヤさまは日立情報システムズのワンストップ型EDIサービス「EDIWorks」の導入を選択されました。今回は「EDIWorks」の導入経緯や導入効果について、代表取締役社長 芋縄隆史氏、業務部 電算課 課長 柴田 清志氏にお話を伺いました。

株式会社コノミヤ
代表取締役社長
芋縄隆史氏
-- 今回コノミヤさまでは、抜本的なEDIシステムの見直しに取り組まれましたが、どのようなお考えがあったのでしょうか?
当社はPOSを業界でも早期に導入したり、無人発注オンラインシステム(シナダス/タナダス)を開発したりするなど、常に新しいものを取り入れ業務改革を行うという文化を持っています。今回もそうした視点から老朽化した既存EDIシステムのリプレースを考えました。
そこでリプレースと同時に、これまで一部の商材、一部の取引先にとどまっていたEDIを大幅に拡大導入することで仕入入力業務の撤廃や、経理上の違算の撲滅を行えると考えました。
-- なるほど、リプレースと同時に業務改革も考えたのですね。
こうした業務改革を考えたことには理由があります。それは企業の拡大を考える上で、業務のシンプル化が必須だということです。11年前の社長就任時より、毎年115%の成長を目標に掲げてきました。幸い、その目標を達成し、店舗数も順調に拡大していますが、その裏で常に考えてきたことのひとつが、スタッフ教育です。店舗数拡大でまず問題になるのが、スタッフの確保です。よくあるのが、既存店から経験のあるスタッフを新規店にまわすことで、新規店の業績は伸びるものの、既存店の業績が落ちてしまうということです。これを防ぐためには、いかに新人スタッフを迅速に教育し、即戦力にするかということですが、そのためには教育プログラムの充実とともに、業務自体をシンプルにすることが重要です。EDI化の推進はこのような観点からも重要なファクターだと考えました。
-- 製品の選定に際して、どのようなことをお考えになっていましたか?
当初はWebEDI製品のパッケージを導入し、自社システムとしての運営を考えていました。しかしさらに検討を進める中で、WebEDIに統一することの問題点や、XMLを用いた流通BMS*1への対応はどうすべきかなど、いろいろと解決すべき問題点が出てきました。そして、そうした問題を抱えていた時、紹介されたのが日立情報システムズの「EDIWorks」でした。
-- 最終的に選択されたのが「EDIWorks」だったわけですが、決め手はどこにあったのでしょうか?
それは、「取引先に負担をかけない」ということです。先にも述べましたが当初はWebEDIを導入すればよいと考えていました。しかし、それではすでに他の方法でEDIを導入している取引先に、ご迷惑をおかけしてしまう可能性もありました。その点「EDIWorks」はWebEDIだけでなく、レガシーEDIや流通BMSにも対応しています。それだけ取引先に当社とEDIを行う上で選択肢があるということです。EDIは、取引先の方々の協力なしで構築することはできません。そうである以上、当社だけでなく、取引先にとっても簡単に、負担をかけることなく導入できるということは重要です。また、流通BMSにも対応しているということで、将来性の点でも安心感がありました。これも「EDIWorks」選択の決め手となりました。

株式会社コノミヤ
業務部 電算課
課長 柴田清志氏
-- 「EDIWorks」導入から約1年が経ちますが、導入効果は出ていますか?
2007年4月から「EDIWorks」による新しいEDIシステムが稼働しているのですが、今回「EDIWorks」を導入したことで、取引先の実情に合わせたEDI導入が可能になり、従来のグロッサリー系商品だけでなく、衣料品や生鮮商品まで大幅なEDI化を行うことができました。その結果、これまで伝票入力を担当していたスタッフを本来業務にシフトでき、経理上の違算が減少するなど、当初の思惑どおりの効果が出ています。
-- 導入後に気づかれた点などございますか?
今回の「EDIWorks」をコスト面からのみ見ると、正直もっと低コストで構築する方法もあったでしょう。実際、リプレース前に使用していたシステムは、ある小さなソフトメーカーに依頼し、低コストで構築しました。しかし、実際に使い始めると、そうしたメーカーからは満足できるサポートを受けることができず、結局そのしわ寄せが自分たちに返ってきました。そうした苦い経験もあり、今回、製品選定の際には、技術力の他に、継続的なサポート体制の有無も考慮しました。


-- 今回のリプレースについて、今後の展望をお聞かせください。
実は2007年4月時点では、当初予定していた「EDIWorks」の生鮮部門への導入を見合わせました。一般的な商材と比べ、生鮮食品は相場の変化による価格の変動が頻繁にあるため、従来の「EDIWorks」をそのまま導入することができませんでした。そこで、その後日立情報システムズにお願いし、生鮮食品にも対応できるよう「EDIWorks」のカスタマイズを進めていただきました。カスタマイズの際は、当社の要望や流通現場のノウハウを色々とお伝えしたのですが、その甲斐あって、よいシステムに仕上がったと感じています。2008年2月より、テスト的に導入スタートしましたが、すでに取引先からも「使い勝手がよい」と、満足の声をいただいていますが、まずはこちらの拡大と定着が直近の課題です。
-- 日立情報システムズに対するご要望はございますか?
生鮮食品向けのカスタマイズ対応など、日立情報システムズの技術力、サポート力には、大変満足しています。当社も今後の事業拡大に向けて、システム面での強力なビジネスパートナーを求めていたところです。今後は現状のソフトウエア資産をどう活かしつつ改革を進めるかなど、また違った部分での提案をお願いすることもあるかと思いますが、そうしたやり取りを通して、強力なパートナー関係を構築していければと思います。
[お客さまプロフィール]株式会社コノミヤ
コノミヤさまは、1957年、日本で初めてセルフサービス形式の衣料店「このみや」開業後、1962年に1号店を出店。1971年に会社を設立し、以降大阪府内を中心に店舗を拡大し、現在はスーパーマーケット23店舗、ディスカウント酒店15店舗、ちゃんこ朝潮2店舗を展開されています。業界に先駆けたPOSの導入や、無人発注オンラインシステムの開発など、独自の戦略や、それに裏付けられた成長率、利益率の高さは常に業界の注目を集めています。

1957年に開業された、日本初のセルフサービス衣料店「このみや」

2005年12月にオープンしたコノミヤ高槻店

コノミヤ高槻店内の鮮魚コーナー

元大関朝潮(現高砂親方)のちゃんこ・焼肉店の運営も行っている

関西支社
辻 成宏
コノミヤさまを全面的にバックアップしていきます。
2007年4月より、コノミヤさまに「EDIWorks」をご利用いただき、かつ生鮮業務向けにも「生鮮クライアント」という新たな機能アップを実現でき、非常にうれしく思っております。
今後も、コノミヤさまの業務を全面的にバックアップできるようなシステム導入の提案活動に精進し、良きパートナーと呼ばれるよう、がんばります。

関西支社
宝関 暁次
この度はコノミヤさまに「EDIWorks」をご採用いただき、大変嬉しく思っております。今回のコノミヤさまに対する「EDIWorks」ご導入に関しましては、立ち上げ当初はご不満も多数ございました。しかしながら、より良いサービスにするため、コノミヤさまとお取引先さまからもご要望を頂戴し、システムに反映致しました。本サービスは、コノミヤさま、お取引先さま、当社の3者で作り上げたサービスだと思っております。今後も変化の激しい流通業界の対応にむけて、日々改善を加え、コノミヤさまへのさらなるご支援をさせていただきます。
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