■ パッケージの決定 / TENSUITEは「あったらいいなぁ」と思う機能があった
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立身氏は十数社から検討し、最終的に日立情報システムズの「TENSUITE」に行き着いた。
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TENSUITE使用の様子


めまぐるしく変化する状況に対応する事務所の様子
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-- 「TENSUITE」を選んだ理由は?
他社のパッケージと比べて、私たちが考える構想に一番近かったのです。結果、大きな作業になるようなカスタマイズはありませんでしたから、基幹の部分はそのまま使っています。カスタマイズの必要がないくらい要件に合っていたことが、導入を決めたポイントでした。パッケージソフトでありながら、細かな部分を兼ね備えていましたからね。(立身氏)
-- 細かな部分とは?
コード体系をどう持つかということです。これだけいろいろなものが日々絶え間なく動いている会社ですので、その中で経営判断の必要が出てきます。システムは「その判断を短い時間でできるようにするもの」であるべき、と考えています。そのために、細かいデータベースが必要でした。(立身氏)
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-- データベースが細かいと、経営に必要な分析が素早くできる?
そうですね、データベースがしっかりしていないと、データが活用できないですからね。現状の損益などを、商品別、工場別、得意先別、配送先別といった、さまざまな切り口から判断できますので。何かをしていく上で、瞬時に判断できる材料があれば会社として強いのではないかなと。(立身氏)
-- なるほど。データの切り口が多様にあるということですね。
集計も、ですね。たとえばTENSUITEは、取引先を分類ごとにまとめるコード体系がある。当社のように、さまざまな業態を吸収して大きくなった大手スーパーチェーンが取引先にあると、取引先グループごとに売り上げを出さなければいけないことが多いのです。だから、それらをまとめるコードがマスタに備わっていると集計がしやすい。そういう「あったらいいなぁ」と思っていた機能がTENSUITEにはあったのです。今後システムを拡張していくことを考えても、データベースが基本になりますので。その部分を重視しました。(立身氏)
-- データベースだけならほかにも優れたパッケージがあるのでは?
TENSUITEは、業態や細かい要件にも合っていたという点もあります。たとえば、豆腐製造販売というと、まず在庫を持たないじゃないですか。普通はあらかじめ製造して一度倉庫に入れておいて、そこから余裕を持って出荷調整していく、と。TENSUITEはそういう業態にも対応していると思うんですが。しかし、この豆腐業界は、作ったらすぐ出て行く流通形態なので、既製のソフトウェアにあるような在庫管理ではないんです。そういう意味では特殊ですよね。そういった特殊な業態にも対応できるのがTENSUITEだった、と。たとえば全国展開になると、今日作ったものが明日にはお店に着くお客様、遠方で明後日着くお客様があったりします。そういう場合、店着日しかデータベースに持ってないとなると、これはもうシステム化できない。あとからカスタマイズでは、おおがかりになってしまうし、対応が面倒になる。でもTENSUITEの場合は、店着日と出庫日両方を持っているので、配送時間を正確にとらえて製造計画を立てるようなことも可能になる。そういう細かい部分まで対応できることが、採用のポイントになりました。(立身氏)
こうして構想に近い業務パッケージが見つかったが、システムの稼働開始期限はさらに迫っていた。
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