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ソリューション紹介 |
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日立情報システムズ『天成』 お客様に聞く!(2005年7月27日掲載) |
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■ 東機エレクトロニクスが生産管理をシステム化しようと考えた、その理由
-- 東機エレクトロニクスが生産管理ERPに取り組むようになった経緯を教えてください。
(落合氏):ERPという意味では、今回の天成がはじめてですね。業務のシステム化という意味では、10年ぐらい前から、資材の在庫管理をMS-DOS版の、あるパッケージソフトで行っていました。そのシステムは99年ごろにWindows版にバージョンアップしました。
-- そのシステムから天成に切り替えた理由は何ですか?
(阿部氏):そのシステムでは、在庫管理のみをやっていましたが、もっと総合的に生産管理もシステム化するべきだという気運が社内で高まってきたのです。それまでの当社の生産管理は、ベテラン社員が、自分の頭の中のノウハウに沿って、目分量とカンと経験を駆使し、途中何かあっても最後には帳尻を合わせてしまうという世界でした。このベテランのノウハウは非常に貴重なものです。しかし長い目で考えた場合、そればかりに頼っていてはいけないだろう、もう少し客観的に生産しなければならないだろうと思えたのです。
■ これだけはクリアしてもらう必要があった、システム選定の基準
-- システム選定にあたり、色々と比較検討なさったと思います。製品候補はどうやって探したのですか?
(落合氏):ネットで検索したり、展示会に出かけたりして調べました。『天成』については、展示会で知りました。いくつかシステムが展示されていましたが、『天成』がいちばん良いと思えました。
-- どのような規準でそう思ったのですか?
(落合氏):消去法に依った部分もあります。まず予算については、当社ぐらいの規模の会社ですと、『出せる上限』というのが自ずと見えますから、そこを著しく逸脱するような、“高性能なのかもしれないけれど法外な価格の製品”については、はじめから選外としました。
-- 機能面においてはどのような規準があったのでしょうか?
(岩淵氏):私は、業務部で、受注管理、原価計算などを担当しています。原価計算については、「製造番号ごとの管理」というのが必須条件でした。ですので各ブースでは、そういうことができますかと、まっすぐに聞いて回りました。当社は、新聞輪転機まわりの周辺機械を作っている会社なので、“製造一回ごとの原価計算が可能”という条件は必須でした。
-- なぜそういう条件が必須だったのでしょうか?
(岩淵氏):これは弊社の業種業態のせいです。製造業と一口にいっても、各社ごとに様々な業態があり、その違いに応じて原価計算も変わります。たとえば小規模の規格品を1000個、2000個作るような業態の場合は、原価計算は、製品品目ごとの一個当たり標準原価に個数をかければ分かります。でも弊社では、残念ながらその手は使えませんでした。
-- なぜ使えなかったのでしょうか?
(落合氏):当社が製造しているのは、新聞印刷機械、つまり輪転機の周辺機器です。新聞の印刷機械の仕様は、新聞社ごと工場ごとで必ず異なっています。ですから単一の規格品をコピー製造して納品することは、まず不可能であり、実際には、各新聞社の要望を細かく聞きながら作る、ほとんど受注生産の世界になります。“規格品製造のようで実際には受注生産”という形態が何を意味するかというと、毎回の製造ごとに必要となる部材・資材の種類や個数が異なるということを意味します。ですから、毎回の製造ごとに製造番号を振って、それを規準に原価計算する必要があるのです。
-- なるほど
(落合氏):例えばT-NPCという一つの製品があったとして、それの今回製造と、次回製造とでは、原価が異なります。ということは自然の流れとして、毎回の製造に番号を振って、それを単位として原価計算をするほかありません。それができないのではそもそも原価管理が成り立ちません。
-- 確かにそうですね。
(岩淵氏):そういう事情があったので、展示会においては、「製造番号ごとの原価管理はできますか」と率直に聞いて回ったのですが、「できますよ」とちゃんと答えてくださったのは天成のブースだけだったのです。ということで、天成が候補となりました。
■ 『何でも言われたとおりカスタマイズします』という提案が魅力的でなかった、その理由
-- 最終的には何社が候補に残ったのですか?
(落合氏):それまで使っていたシステムの会社であるA社、とびこみで営業してきたB社、そして天成の日立情報システムズさんの三社が候補に残りました。まずA社については、在庫管理機能はあっても生産管理機能がなかったので、はやばやとあきらめました。次にB社ですが、こちらは価格がまあまあ値ごろであるにも関わらず、「東機エレクトロニクスの都合に合わせ、徹底したカスタマイズに応ずる」との提案があり、魅力的に思えました。
-- 「東機エレクトロニクスの都合に合わせ、徹底したカスタマイズに応ずる」……確かに魅力的です。なぜこのB社が採用されなかったのでしょうか?
(落合氏):それについては、主に阿部取締役の判断に依るものです。
(阿部氏):私は、展示会などには行っておりません。ですから部下が大雑把に選定してくれた三社を見比べるという立場でしたが、ざっと見比べた第一印象としておそらく『天成』がいいだろうなと思えました。
-- なぜそのように考えたのでしょうか?
(阿部氏):『天成』は、基本パッケージがまずあって、そこに細かなカスタマイズを加えていくという基本設計でした。その方が当社に向いていると思えたのです。「徹底カスタマイズ」という提案は、一見、ラクに見えて、実はそうでもないだろうと思ったのです。
-- と言いますと?
(阿部氏):そういうやり方の場合、仕様を指示するこちら側によほどの実力が必要になります。少し気を抜いて変な指示をしたが最後、現場で使えないような物が出来上がってしまいます。「これはしまったなあ。こんなつもりじゃなかった」と悔やんでいるうちに、1年や2年はあっという間に経ってしまいます。それはよろしくない。
-- そこでパッケージの方にしたと
(阿部氏):そういうことです。『天成』というのは製造業向けERPなのであり、製造業の基本はしっかり押さえられている。また必須条件である“製造番号ごとの原価管理”もできるという。そうであるならば、90%は達成されたも同然であり、この部分は日立情報さんに素直におまかせした方がよい。我々は、残りの10%をSEさんと一緒にカスタマイズで組み上げていく。この方式が当社には合っているだろうと思えました。
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今回のお客様
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東機エレクトロニクス株式会社
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事業内容:
ソフトウェア、ファームウェアシステムの開発・製造・販売
ハードウェアシステムの開発・製造・販売
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