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第221回 「MVNOで携帯電話事業に参入するディズニー」
以前のコラムで、ソフトバンクモバイル株式会社(以下、ソフトバンク)とウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(以下、ディズニー)が協業によってディズニーの携帯電話事業「ディズニー・モバイル」を日本で開始するとお話しましたが、今月からサービスがスタートしました。

携帯電話は正面とセンターキーにミッキーシルエットをデザインしたオリジナルの「DM001SH」を発売し、「@disney.ne.jp」という独自のメールアドレスを発行します。また、携帯電話にある「Dボタン」から、Yahoo!ケータイとコラボレーションしたディズニー・モバイルの公式ポータルサイト「Disney Web」に直接アクセスでき、何千ものコンテンツサービスが利用できます。さらに、現在提供されている23 のディズニー公式有料サイトも利用できるとのことです。

ディズニー・モバイルは、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれる形式をとっています。MVNOでは、携帯電話やPHS等の通信設備を自社で持たずに、他社(ソフトバンク)から通信設備を一部借り受けてサービスを提供します。ディズニー・モバイルが強いブランド力を活かして専用の端末からコンテンツまでを提供する今回のMVNOは、日本で初めての試みと言えます。
海外では、「Amp'd Mobile」や「Boost Mobile」、「Virgin Mobile」などが携帯電話事業に参入して盛り上がりを見せましたが、一部の企業が倒産するなど、成功事例が少ないのが現状です。
ディズニー・モバイルは日本で成功するのか?大いに期待するところです。

携帯電話市場は、ディズニーの参入によって、ますます群雄割拠の様相を呈してきました。ただ、三洋電機株式会社と三菱電機株式会社が事業の撤退を発表するという動きも出てきています。MVNOが日本の携帯電話市場にとって良薬であってほしいものです。
(2008年3月17日掲載)

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