





第204回 「DoCoMo 2.0 − 逆襲の起爆剤となるか」
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ドコモが遂に逆襲に転じます。「DoCoMo 2.0」という言葉をTVCFや広告でご覧になった方も多いことでしょう。DoCoMo 2.0とは、ドコモが巻き返しを図るための新たなキャッチフレーズで、言葉としては「Web2.0」に引っ掛けた期待感のあるキーワードです。TVCFの回数も多く、今年の夏商戦にかけるドコモの意気込みが感じられます。
そして、第1弾として夏商戦用の新機種「FOMA 904i」シリーズが市場に投入されました。注目すべき主な特長としては、「2in1(ツーインワン)」に対応している点が挙げられます。2in1は、月額945円(税込)で1台のケータイで2つの電話番号とメールアドレスが使えるサービスであり、加入すれば、プライベート用・ビジネス用など相手によって電話番号やメールアドレスを使い分けることができます。他にも、ケータイひとつで音楽を定額で楽しめる「うた・ホーダイ」、「手をかざす」「体を動かす」などの直感的な操作でゲームなどが楽しめる「直感ゲーム」にも対応しています。
ちなみに、今まで夏商戦では前年の冬商戦用のシリーズ名に「iS」を付加したセカンドシリーズを発表していました。これに従えば903iSシリーズとなるはずですが、今回は敢えて904iシリーズを発表しています。やはり、競合他社の快進撃に危機感を感じているのでしょうか?年末には905iシリーズを投入するとの噂もあります。
一方、他社の状況はというと、auはMNP(Mobile Number Portability:番号ポータビリティ)以降も契約数の純増をキープし着実にシェアを伸ばしています。ソフトバンクモバイルも、月額基本料980円(税込)の「ホワイトプラン」などを武器に盛り返し、2007年5月度には初めて純増数で1位を獲得しました。まさに、戦国時代の様相を呈しており、携帯電話からますます目が離せません。
また、ソフトバンクモバイルが携帯漫画サイトを車内吊り広告で紹介するといった新しい動きもあります。低価格料金で攻勢をかける同社ですが、携帯電話の使われ方が多様化している点を考えると、コンテンツもサポートする姿勢は大いに評価されます。
2007年の戦いはワンセグ機能などのサービス勝負となるのか?それとも価格勝負となるのか?携帯キャリア各社の今後の動きに大いに注目したいと思います。
(2007年6月18日掲載)
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