タンカーや貨物船は、積み荷を下ろすと船体が浮き上がって航行不能になる。そこで重しとして海水(バラスト水)を積み込むタンクを備えている。その量は、船の排水量の3分の1程度。海水を積み込み、荷受け国に戻った船は、荷物を積み込みながら海水を捨てる。これが大問題を引き起こした。バラスト水に混じったさまざまな生物が海を越えて繁殖し、生態系を攪乱(かくらん)するという問題が世界各地で起きているのだ。
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その対策として2004年、IMO(国際海事機関)はバラスト水浄化を義務づける条約を採択、これが発効すると、2011年までに建造される船は2009〜2017年の間に、2012年以降に建造される船は全船に、その水質基準が適用される。そこで今、バラスト水を浄化するシステムの開発が世界的に活発化している。
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なかでもユニークなのが、日立の「物理除去方式」だ。
(2007年2月7日掲載)
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日立製作所 マーケティング統括本部
新事業開発本部 ビジネスリレーション推進部
部長 望月 明
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日立製作所 電力グループ
電力・電機開発研究所
鈴木 朋子
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