ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、運動をつかさどる運動ニューロン細胞が侵され、各部の筋肉が動かなくなってしまう病です。発症は10万人に5人程度、原因も治療法もわからない難病です。しかも特徴的なのは、感覚・知能は正常な状態にあること。体は動かせなくても、意識は通常のままなんです。

こうした患者さんのコミュニケーションを助けるために、'97年に意志伝達装置「伝の心」を開発、これまで3000台以上を出荷しました。「伝の心」は体のどこか一部さえ動かせれば使えます。しかし、ALSでもまったく体の運動が失われてしまう「閉じ込め症候群」と呼ばれる最重症患者が、日本だけでも70人前後おられます。この方々が使える意志伝達装置をつくりたいというのは、患者さんやご家族はもちろん、われわれにとっても悲願だったのです。
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日立製作所
ユビキタスプラットフォームグループ
ソリューション統括本部 事業企画室
本部長付(アクセシビリティサポート担当)
小澤 邦昭
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