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この記事は「ひたち」2006年春号「HITACHI FILE talk+(トーク・プラス) 鈴木 薫」より転載したものです。

注目の電子ペーパー事業にいち早く乗り出し、新たな市場を開拓する

2005年12月、JR東京駅の地下1階待合所に透明のアクリル板のオブジェが登場した。これは、日立が「電子ペーパーディスプレイ」の効果を調べるために行った実証実験の試作機だ。アクリル板に貼り付けられた6枚のA4サイズの電子ペーパーに、ニュースや広告、天気予報などの情報が描き出されては、5分ごとに順次切り替わっていく。厚さ6mm、重さ約500gの試作機内部にバッテリーと無線LANが内蔵されており、外部の無線ポイントから配信された情報を受信しては表示する。配線はどこにもない。消費電力が液晶ディスプレイの数十分の一、わずか数Wだからこそ、バッテリー駆動が可能なのだ。
(2006年6月12日掲載)

日立製作所 情報制御システム事業部
交通システム本部 交通システム企画部
主任技師 鈴木 薫
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