高温無鉛はんだの開発によって、はんだの完全無鉛化へ道が開けたことが高く評価されました。これは千住金属工業(株)と共同で開発したものです。鉛は人体に神経障害や知能障害を引き起こす危険性が指摘されています。はんだも、廃電気・電子機器中のプリント基板のはんだの鉛が酸性雨で溶け出し、地下水を汚染することはありえるといわれます。EUでは、電気・電子機器への鉛、水銀などの有害物質の使用を制限するRoHS指令が'06年7月に施行されます。はんだの無鉛化は世界的課題なのです。

はんだには、融点で大きく分けて低温、中温、高温の3種類があり、これを用途によって使い分けます。たとえば、製品によっては何度もはんだづけを行うので、先につけたはんだが溶けないよう、融点の高い順にはんだを使うわけです。
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日立製作所 生産技術研究所
実装ソリューション研究部
主任研究員 岡本正英
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