Q:PCサーバって、どんなものですか?

森山:
コンピュータと一口にいっても、大きなものはスーパーコンピュータから、メインフレーム、ワークステーション、パーソナルコンピュータ(PC)まで、さまざまな種類があります。
それぞれ信頼性、スピード、拡張性などのスペックが異なり、用途に合わせて使われます。PCサーバもコンピュータの一つで、PCの信頼性、拡張性、汎用性を上げたものと、いえます。

宮川:
PCにWindows 2003 Serverといったサーバ用のオペレーティングシステム(サーバOS)を搭載することにより、サーバ機能を実現することはできますが、性能・機能について充分とはいえません。PCサーバは、PCのアーキテクチャをベースに、サーバOSに適合するように性能・機能・信頼性を強化しています。

森山:
サーバ用のコンピュータとしては、スーパーコンピュータ・メインフレームやUNIXサーバといった製品が存在しており、昔から日立も製品化しております。そういったコンピュータとPCとの間を埋める機能、価格のマシン、それがPCサーバといえます。また、日立のPCサーバでは、メインフレームやUNIXサーバの技術が活かされております。
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Q:日立のPCサーバ開発はいつごろからですか?

森山:
日立製作所がPCサーバの開発に取り組んだのは、1992年ごろです。そして、1997年、現在のHA8000シリーズを開発しました。HAは日立アドバンストサーバの略称となっています。
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Q:HA8000シリーズとはどのようなラインナップですか?

森山:
HA8000シリーズは、導入する企業の規模、ビジネススタイルに合わせて、3階層のモデルを提供しています。
バックエンド層は、データベースなどで大量の情報を扱えるモデルです。相互依存性が高い集中的な処理が特長です。HA8000シリーズではHA8000/270が適合しており、マルチプロセッサ構成としては最大4基のCPUを搭載でき、ハードディスクについては最大12台内蔵可能とし、RAID5を実現できます。CPUは、最新のインテル社製Xeonプロセッサを使っています。

宮川:
リレーショナルデータベース(RDB)等拡張性が要求される業務については、アプリケーション層として分類している中型サーバが適しています。HA8000/70W、同/130Wなどで、もちろんバックエンド層で提案しているHA8000/270でも対応します。やはりインテル社製Xeonプロセッサを、2基まで実装できます。

森山:
フロントエンド層として提供しているのは、外部ネットワークと内部ネットワークの橋渡しを行うモデルです。Webサーバ、メールサーバ、ファイヤーウォール、負荷分散などに適しています。相互依存性が低い、並列分散処理を行うタイプと考えてもらっていいです。サーバ単体の性能や拡張性の要求はあまり高くないと考えられますので、CPUはインテル社製Pentium4プロセッサ1つだけ、ハードディスクの数も抑えた小型サーバの位置づけです。HA8000/20W、同/30W、同/70W、ラックマウントタイプのHA8000/110Wが相当します。
バックエンド、アプリケーション、フロントエンドの各層ともに、原則としてキャビネットタイプ、ラックマウントタイプの2種類の形状がありますから、全部で6モデル13ラインナップが整っていることになります。
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Q:用途別、予算別でラインナップが整っているということですね?

森山:
そうですね。HA8000シリーズは、顧客の業務に適応した機種をご利用いただけるようにラインナップを揃えています。
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Q:それなりに予算も必要?

森山:
上位機は導入にはシステム価格として500万円以上かかる場合もあります。その分、信頼性・性能が高いシステムを構築できます。
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