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類似画像検索技術と三次元可視化技術

パソコンのデスクトップに「子どもの画像を貼り付けたい」と思ったら、ハードディスクに記憶されているデジカメ画像をかたっぱしから眺めて探さなければならない。「愛犬と子ども、できれば晴れた日の庭先、後ろに花でも咲いている写真がいい」と具体的にイメージはできても、そんな画像を探し出すのはなかなかたいへんだ。「ホームページを探す検索エンジンのようなものが、画像の検索にもあればいいのに」と思うこともしばしばだ。
ある特定の画像を、何万件もの画像データの中から探し出す――そんな画像検索技術がI-engineeringで公開された。「類似性検索技術を用いた画像マネジメントシステム」という。「画像の検索」というちょっとおもしろい技術の話を伺いに、日立製作所中央研究研究所を訪ねた。


廣池 敦(ひろいけ あつし)

中央研究所 情報システム研究センタ
■ 初夏の中央研究所へ
日立製作所中央研究所へ行くならば、新緑のころがお勧めだ。東京・国分寺という郊外のロケーションとはいえ、うっそうと茂る原生林が広がり、心なしか空気も澄んでいるように感じられる。鳥の声と虫の羽音程度のわずかな音しか聞こえない。研究にいそしむのにはまさに最適の環境だ、と訪れるたびに感じる。
「類似画像検索技術を用いた画像マネジメントシステム」を開発した廣池さんは、カジュアルシャツのラフな格好でプロジェクターをつないだパソコンに向かってキーを叩いていた。
(2004年10月6日掲載)
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