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商品を高級に見せる簡単なテクニック

「高級感」は多くの商品においてとても大切な要素となります。品質や商品の知名度はもちろんですが、こうした品質やブランドイメージをわかりやすく表現する方法として、消費者の期待通りの外見は重要です。特に色は、一目で高級感を表現する上でとても大きな役割を果たしています。では、高級とは何色をしているのでしょう。

これまで日本において高級とは、「フォーマル」なイメージが強い「黒」がその代表的な存在できた。黒=重厚、絶対的。そんなイメージは高級感に自然に繋がっていきます。実際日本だけでなく、米国においても「高級」なイメージを感じさせる色として黒が1位となっています。

また金色も確かに高級連想させる効果はあるものの、上品さに欠け、商品のイメージを「高級」のみに固定させてしまうため、登場する場面は限られたものでした。

しかし、もちろん世の中高級なイメージを持つ製品が全て黒や金色をしているわけではありません。あらゆる色において高級の表現がなされています。
実はこうした高級イメージの製品の多くには、一つの共通点があります。

それは、どんな色であろうと、原色に「グレー」や「黒」が配合されている点です。ただこれだけの作業で、色のニュアンスがとたんに複雑かつ大人的なものに変化し、高級感がてき面にアップします。目を留めてもらう時間が比較的長いファッションの世界などで有効な方法です。

商品を高級に見せる簡単なテクニック