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売れる4つの色の秘密

自分の身の回りにある製品を見てみると、「赤」「青」「白」「黒」の4つの色が非常に多く使われていることにお気づきになるはずです。この4色は、色彩マーケティングの世界では「販売色」と言われ、この色の製品は、非常に売れやすい!と言われています。

実はこれには理由があります。この4つの色は「製品」などの無い太古の時代から、人間にもっとも大切な信号を与えてくれていた色なのです。

赤は「太陽」「血」「火」
青は「水」「海」「空」
黒は「夜」「暗闇」
白は「昼間」「雲」「雪」

もちろん自然の中には、多くの色が存在しますが、この4色は特に人間が生きるために大切な情報を与えてくれる重要な色で、逆に言えば、この4つの色を見逃すようなことがあると、一番大切な「生きる」という事に危険が及ぶ色でもあるのです。そのため、人間はこの4色を無視できないどころか、少しでも4つの色の情報があれば、その正体が分かるまで注目してしまう。つまり本能的に注視してしまうのが、この色なのです。

より多く注目されれば、その色をした商品が買ってもらえるチャンスは確実に広がります。中でも「赤」は、「太陽」「血」「火」という、人の生死にもっとも影響の大きい情報を与えてくれる色であるため、大ヒット商品といわれてきたものの中には、「赤」をメインカラーにしたものが非常に多く存在します。

売れる4つの色の秘密